更新日:2020年3月11日
こんばんは。
安川コーチです。
高校時代の話を少しします。
僕は奈良育英高校出身で当時はめちゃくちゃ厳しかったです。
朝練があったので毎朝5時半に起きて学校に行っていました。
放課後は授業が終わってから2〜3時間練習をし家に帰るのはいつも21時をまわっていたと思います。
休みも年間で7日間あるかないかです。
まず練習自体がめちゃくちゃ厳しく練習中気を抜けるときがありません。単純なインサイドパスの練習だけでもミスが許されないくらい空気が張り詰め、集中力、神経を半端なく使っていました。
たった5分で息が上がります。そんな状態で2〜3時間練習を行います。
その2〜3時間のボールを使った練習後にシャトル系のトレーニングや300m走などのミドルパワー系のトレーニングを行い、練習後はもうヘトヘトです。
ただ練習がキツいだけであればまだよかったのですが、それに加えてキツかったのが精神的に毎日追い込まれます。
練習が始まる前や練習中にストップがかかります。
『こんな練習をしてるんやったらやめろ、帰れ』
『おまえらが帰らんねやったら、わしが帰る』
という厳しい声が飛びます。
こうなると練習をさせてもらえないので、必死に練習をさせてくださいとお願いしにいきます。
今では考えられないようなことですがほとんど毎日こんなことの繰り返しだったと思います。
毎日が地獄で、一日一日を乗り越えるのに必死でした。
もう二度と高校生には戻りたくないですね。笑
そんな高校生のときに人生で一番涙を流した記憶があります。
高校生3年生最後の大会で負けたあと最後の先生からの言葉です。
『もうこれからの人生で、ここまで言ってくれる大人はいない、これからは自分の足で力で生きていかなければならない』
これを聞いたあと、高校三年間が走馬灯のように頭の中をながれて涙がとまりませんでした。
本当に辛かった三年間でしたが、親への感謝、先生への感謝、仲間への感謝、いろんな感情がかけめぐりました。
ものすごく愛情をもって育ててもらったと思います。
今でも先生には感謝と尊敬しかありません。
今でも当時を鮮明に思い出せる一番の涙です。
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