更新日:2017年10月18日
ドリブル信者
ボールをこねくり回し、ひたすらボールを自分の体の一部の様に扱うくらいやる。
それを身につける為に多くの時間をドリブルに特化した練習をとことん行う。
確かに身体能力が低い育成年代では通用する。
ただ、成熟した年齢になった時にそのドリブルは通用するのか?
昔、そういうドリブルのみをモットーにするチームの
指導者と話する機会があったので
話していたら
『10年に1人スッゴイスーパーな選手が出るんです!』
なるほどなぁ〜
と思った。
10年に1人…その1人を見つける為だけにそんな事をやっているのかと思うと
それは育成ではない!と思う。
自分自身は
指導した1人でも多くの選手達が上のレベルに行ける様に
またその可能性を広げる為に日々のトレーニングを
積み重ねていかなければいけない。
そういう意味では『10年に1人ではアカン』
勿論ボールを自由自在に扱えればそれに越したことはないし
上に行けば大概の選手がそんなこと出来て当たり前。
今の時代は
スピード、パワー、スタミナ、これをどう生かすかという時代になっている。
その局面を見極め実行する頭がないと出来ない。
ボールを扱う技術はあって当たり前。
いつ、何処で、どんな事を
発揮するのか?
それが分かっていない選手が多い。
コーンは動かない。
一対一は試合の中で流れがわからない。
対面パスはノープレッシャー
だからこそ指導者が工夫し
いつ、何処で、どんな事が出来るのか?
イメージさせながら選手の頭の中に入れていく事が重要だと思う。
いかに実践のリアリティーを出してトレーニング出来るか?
ハッキリ言って引き出しが一つしかない選手は上のレベルに
行けばいくほど通用しない。
そこをどれだけ早く気付く事が出来るか?
見た目が派手なプレーには心奪われる。
でも、メッシが10人では勝てない。
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