更新日:2016年10月2日
サッカーやフットサルという競技は総合スポーツで何か一つのことをこなしていたらいいと言うものではない。
その中でスペシャリストと呼ばれる人はいる。
ストライカー・パサー・ドリブラー・ディフェンダー
日本では一般的な素人目線では、ドリブラーやテクニシャンが上手い選手だと評価が高い。子供達の人気もボールを持つ選手に注目度は集まるしやはり人気がある。
でも、11人が全員メッシやネイマールではチームは成り立たない。
自分の役割をその局面や瞬間瞬間に理解して、一番いいプレーが出来る選手が一番大切。それはボールを持っている時に自由にボールを動かすことは勿論、ボールのないとこでも効果的に仲間の為にスペースを空けたり、相手を連れて行ったり、ポジションを取ったりする事。
こういう事が理解して出来る選手は少ない。それは指導できる指導者が少ないからだと思う。ボールを持ってどうのこうのというのはそんなに難しくない。
ボールの無いところでのスペースの作り方やスペースを活用するタイミング、いつどこでボールをもらう事がチームに効果的なプレーが出来るか?
そういう事を身につける方法があるとしたらそれは『フットサル』
サッカーでもひとりの人間が動くように11人が動く事ができたらとよく言うけど
その方法がフットサルにはある。
ネイマールやメッシも幼少期にフットサルをやっていた事は有名な話だけど、ブラジルのダビド・ルイスやチアゴもフットサルを当たり前にやっていた。
フットサルで向上する能力は足元のテクニックと思われがちだけど、
実はスペースを活用する方法や、今どこで何をプレーするのか?仲間へのサポートと言った個人戦術の部分を向上出来る。
だからこそスペースの小さく人数の少ないフットサルで幼少期に頭を鍛えるためにもフットサルをやるべき。
よくドリブルが上手い選手がプレーの選択肢を持つことで急にオドオドする事がある。
それはプレーの正解を知らないから他の選手に言われると迷う。また親にガミガミ言われていると自分に自信が無くなってしまい、上のレベルに行けば、必ず他の選手も自分がやりたいプレーを要求してくる。そんな時に自分の中で答えを持っていない選手は、自分の意見を主張できずに自信をなくす。
だから、練習で何か一つの事ばっかりをやっていく事はよく無いと思う。
例えば、ドリブルやリフティング。
リフティングの技やドリブルのみが上手い選手は小学生レベルで通用しても、カテゴリーが上がった時に伸び悩む。それは成長期に伴ってディフェンス能力が向上するからだ。
自分が育てた選手が、今だけではなく自分の目を離れ上に行った時に更に活躍してほしいと思っている。だからこそ自分で考え実行できる様に頭の中を鍛えている。頭の中で確実な正解や答えを持っている賢い選手は絶対に重宝する!
そういう個人戦術を身に付けて確実にカテゴリーや、やる場所が違っても生き残っていける選手になってもらう為には?
と言う事を常に考えている。
育成の練習メニューにフットサルを取り入れてください!
出張レッスンしに行きます!
今すぐ体験会にお越しください!今なら無料体験を2回受けることができます。