練習のライオンの脱却

更新日：2017年2月28日

熱く指導していると選手が萎縮したりビビったりする事が多々ある。
『誰と戦ってるの？』
大事な試合では相手や試合が怖くなったり緊張したり自分の手や足に重りがついたように重くなったり震えて思い通りに動かせなくなったりする。
だからこそ練習で如何に本番と同じテンションやプレッシャーを与える事が重要になる。
ミスしても何のリスクもないノープレッシャーの試合なんてやっていても面白くもなんとも無い。
そんなプレッシャーを跳ね除けそのプレッシャーをも楽しめるようになったら自由にプレーできる。
そういう風になるためには幾つかの課題がある。
練習で凄い上手い選手が大事な試合では全く力が出せないそんな選手を
練習のライオン、試合の猫。というそうだ。
自分自身の育てた選手にそういう風にはなって欲しく無い！
だからと言ってプレッシャーをかけまくっても選手はそういう思いを全く理解せずビビるだけ…
という事で、最近は『君達が相手にビビったり、ミスが強かったり、プレー後に俺の顔チラチラ見たりする姿は見たく無い、失敗を恐れずガンガンいけ！』
『強くで思いっきりガンガンいけ！』
という風にしている。
そういう風に我々の思いを理解してもらうだけで子供達は全く違うパフォーマンスを発揮する。
自分自身の枠を超え想像以上のプレーを表現してくれる選手を出すためには
選手自身があらゆる引き出しの中からそれ以上の引き出しを見つけ出すきっかけを与える事が我々の任務だと思う。
同じやり方、同じ方法では成長は止まってしまう。
だからこそ、我々自身も常に選手に合わせて変化し成長する事が需要だ。
ガットは世界で闘える人財を輩出するために日々試行錯誤し成長しています！